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Stripe が JCB カードによる135種類以上の多通貨決済に対応

海外展開を進める中で、「JCB カードで USD 決済を受け付けられますか?」「EUR での支払いに対応していますか?」といった問い合わせを海外顧客から受けたことはないでしょうか。あるいは、サポートドキュメントに「対応カードブランド」のセクションを作成する際、JCB の取り扱いについて明確に記載できず困った経験があるかもしれません。

2025年12月17日、Stripe が日本の事業者向けに JCB カードの多通貨決済を提供開始 しました。これにより、既存の Stripe ユーザーは追加設定なしで、JCB カードによる外貨決済を受け付けられるようになります。この記事では、海外顧客からの問い合わせに自信を持って回答するために必要な情報を整理します。

何が変わったのか

これまで Stripe の日本アカウントでは、JCB カード決済は日本円(JPY)のみに対応していました。一方、Visa、Mastercard、American Express などの国際カードブランドは、10年以上前から多通貨決済が可能でした。この差が、海外展開する日本の事業者にとって課題となっていました。

2025年12月17日以降、日本の Stripe アカウントで作成された決済は、JCB カードでも 135種類以上の通貨 で受け付けられるようになりました。既存ユーザーは特別な申請や設定変更を行う必要はありません。Stripe のシステムが自動的に対応します。JCB の国内外会員数は1億6,977万人(2025年3月末時点)です。特にアジア圏での保有率が高く、台湾、韓国、タイなどでは主要な決済手段の一つとなっています。これらの市場を対象とする事業者にとって、多通貨対応は売上機会の拡大に直結します。

サポートドキュメントに記載すべき情報

海外顧客からの問い合わせやサポートドキュメントに対応する際、以下の情報を追加しておくと良さそうです。

Visa、Mastercard、American Express、JCB に対応しています。詳細は Stripe の対応通貨一覧 をご確認ください。

JCB 固有の質問に対しては、「JCB カードで USD(または EUR、GBP など)での支払いはできますか?」という問い合わせには「はい、可能です。Stripe を通じて135種類以上の通貨に対応しています」と回答します。

FAQ に含めるべき項目としては、「どのカードブランドに対応していますか?」「どの通貨で支払えますか?」といった質問が想定されます。これらの情報をサポートドキュメントに記載しておくことで、顧客からの問い合わせへスムーズに対応できるようになります。

まとめ

Stripe の JCB カード多通貨対応により、日本の事業者は追加設定なしで135種類以上の通貨による JCB 決済を受け付けられるようになりました。海外展開を進める上で、「JCB は日本円のみ対応」という制約がなくなったことで、海外顧客からの問い合わせに対して明確な回答ができます。

サポートドキュメントには、対応カードブランドとして JCB を明記し、多通貨対応していることを記載しましょう。顧客が自国通貨で決済できることを伝えることで、購入時の不安を取り除けます。